ヘルプ

本体の使い方

  1. ネジをはずし、フタを開けます。
    ネジにあったドライバーを使用してください。(プラスドライバー#1が最適です)

  2. 付属の電池をセットします。
    電池にセットされているチューブをはずさないでください。

  3. TR41/42にはゴムパッキンが付属します。ゴムパッキンの状態を確認し、開けたときと同じ要領でフタを閉めます。
    本製品の防水性能を損なう原因になりますので、ゴムパッキンにゴミが付着している場合は取り除き、傷がある場合は交換してください。

電池交換時のご注意

  • 電池交換を行う前にアプリケーションからデータの吸い上げ作業をしておくことをおすすめします。
  • 電池を抜いた状態でもしばらくは動作を継続しますが、液晶表示が消えるまで放置すると本体内部の記録データは失われます。記録間隔、機器名称等の設定は消えません。
  • 電池の+/-の向きを間違えたり、電池端子の+/-をショートさせると本製品に保持されている記録データはすべて消失します。
  • 電池を外している間はスマートフォン/タブレットとの通信ができません。
  • 新しい電池をセットし何も表示しない場合は、電池をセットしなおしてください。
  • セットするとき、ケース内部に水などが入らないようにしてください。
  • フタは確実に閉めてください。ただしネジの締め過ぎに注意してください。(適正トルク:20N・cm~30N・cm〔2Kgf・cm~3Kgf・cm〕)

リチウム電池LS14250とCR2について

  • 付属のリチウム電池LS14250は市販されていません。交換にはオプションのTR-00P2(TR41/42用) またはTR-00P3(TR45用) をお求めください。
  • 市販のリチウム電池CR2も使用できますが、低温環境下(0°C以下)・高温環境下(60℃以上)で常時使用される場合、また輸送など振動が多い環境で使用される場合はリチウム電池LS14250をご使用ください。
  • 市販のリチウム電池CR2を利用する場合、チューブは不要です。
  • リチウム電池LS14250は20℃以下の環境で保管してください。
  • TR41/42でCR2をご使用の場合、電池交換時期を目安にゴムパッキンや乾燥剤などの部品を交換することをおすすめします。オプションのメンテナンスセット(TR-00P1)をお求めください。

低温/高温環境でのご使用について

  • 低温/高温環境下では電池電圧が低下し、電池寿命が短くなります。
    −20°Cの場合: 常温の約2分の1
    −30°Cの場合: 常温の約3分の1
    60°Cの場合: 常温の約2分の1
  • 常温の環境で本体の液晶画面にマークが表示されていなくても、低温の環境では通信できない場合があります。
  • 60°C以上の環境では、本体部品の劣化がすすむため、長期の使用は避けてください。

電池寿命の目安

機器 電池寿命 条件
記録間隔 グラフ表示
TR41/42 約1ヶ月 1秒 常時
約1年 1秒 1日3分以内
約1年 10秒以上 1日1時間
約1年と6ヶ月 10秒以上 1日3分以内
TR45 約1ヶ月 1秒 常時
約6ヶ月 1秒 1日3分以内
約6ヶ月 10秒以上 1日1時間
約1年 10秒以上 1日3分以内

電池寿命警告マークは、上記の目安より早めに表示されます
頻繁に通信を行う/記録間隔の設定を10秒未満にする/ 0°C 以下または60°C以上の環境で測定するなど、条件によっては電池寿命は短くなります。

TR42の場合

接続ジャックに付属センサを接続します。
センサはカチッと音がするまで確実に差し込んでください。
本製品がセンサを認識すると液晶画面に測定値が表示されます。

TR45の場合

Ptセンサを接続する

  1. 端子台のネジをゆるめます。

  2. 端子台の記載に合わせ端子を差し込みます。

  3. 端子が抜けないようしっかりとネジを締めます。
    (適正トルク:最大30N・cm)
    4線式センサの場合、Aのリード線のうち1本は未接続で使用します。

  4. センサの断線防止のためにケーブルクランプをご利用ください。

  5. アプリケーションでセンサ設定をしてください。

熱電対センサを接続する

  1. センサのタイプ、極性の向きを確認します。

  2. 端子台のネジをゆるめます。

  3. 端子台の記載に合わせ端子を差し込みます。

  4. 端子が抜けないようしっかりとネジを締めます。
    (適正トルク:最大30N・cm)

  5. センサの断線防止のためにケーブルクランプをご利用ください。

  6. アプリケーションでセンサ設定をしてください。

TR45のセンサ設定

TR45のセンサを初めて接続したとき、あるいはセンサタイプの変更したときには、ThermoRECでセンサ設定をしてください。

  1. ThermoRECのトップ画面でTR45の 操作アイコンをタップし、表示されたメニューから「機器設定」を選択します。

  2. 「記録設定」上でタップしてください。

  3. 「センサ設定」をタップし、センサタイプを選択してください。

[REC] 記録状態を表示します
点灯: データ記録中
点滅: 予約スタート待機中
非表示: 記録停止状態
[ONETIME] 記録モードをワンタイムに設定すると表示されます。工場出荷時は"エンドレス"に設定されていますので、このマークは表示されません。
エンドレス:記録容量がいっぱいになると先頭のデータに上書きして記録
ワンタイム:記録容量がいっぱいになると記録を停止
電池寿命警告 電池交換の時期になると表示されます。早めに電池交換をしてください。
参考:電池をセットする
電池残量が低下するとBluetooth通信が正常に行われないことがあります。
電池交換をせずに放置しておくと本体内部の記録データが消失します。
測定値/サイン 測定値や動作サインを表示します。
センサタイプ
(TR45のみ)
設定されているセンサのタイプを表示します。
熱電対センサ: K J T S R
白金測温体センサ: Pt(100), PtK (Pt1000)
センサタイプの変更はアプリケーションから行うことができます。
[COM] 点滅: 通信中
測定値の単位

フルデータ

FULL

記録モードをワンタイムに設定した場合、記録データが16,000個に達すると記録を停止します。測定値と[FULL]が交互に表示されます。

[FULL]表示されるまでの目安

記録間隔 1秒 30秒 1分 10分 60分
期間 約4時間 約5日 約11日 約111日 約1年10ヶ月

センサエラー

センサエラー

センサが接続されていない、またはセンサが断線している場合に表示されます。

※記録は継続していますので電池を消耗します。センサを接続しなおしても表示が戻らない場合、センサか本製品が故障している可能性があります。

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